(出典:hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo)
アメックスプラチナカードを所有すると様々な特典を享受できますが、その中の一つに阪急メンズ東京での「スタイルメイキングクラブ会員」に無料でなれる特典があります。
この会員になることで、全館の品揃えに精通する専属スタイリストが会員それぞれにあったコーディネートを提案してくれます。
会員の希望に合うショップを一緒に周りながら膨大なアイテムの中から会員にピッタリのアイテムをチョイスしてくれますので、非常に便利なサービスとなっています。
そんなスタイルメイキングクラブではセミナーも開催していて、ビジネススタイルコースとカジュアルスタイルコースの2種類があります。
ビジネススタイルコースでは、スーツスタイルの基本や実践的コーディネート、メンテナンスの仕方まで幅広くフォローしています。
カジュアルスタイルコースでは、ブリティッシュ・イタリアン・アメリカンの3スタイルを学び、アイテムの基本・コーディネートの基本・着まわし術が学べます。
スマホの写真力を上げる!
そんな阪急メンズ東京で、先日非常に興味深いセミナーが開催されていました。
「光の魔術師」の異名をとる藤谷勝志先生の講座で「プロカメラマンが教えるフォトセミナー・スマホの写真力をあげる方法」と題されたこのセミナー。
光をうまく取り入れることで写真のレベルが上がるのですが、私を含む素人だと何も考えずに撮影しているのが大半だと思います。
写真のプロとして、現代のスマホが如何に優れているのかを解説した上で、重要なポイントを教えてくださいました。
これが正解、これが不正解というのはないのですが、SNSなどで「いいね」をもらいやすい写真というのは存在しますので要点を押さえてみなさんとシェアしたいと思います。
まず、藤谷先生がおっしゃっていたのが、「シャッター以前にすべてが決まるので、なぜその写真を撮るのか、何をその写真に込めるのか考えてから撮って下さい。」です。
写真を撮る前に、しっかりと準備をする
写真を撮る前にしっかりと準備をする事が一番大事です。
光の入り具合、魅力的に見えるカメラアングル、構図と背景を総合的に考えてから撮影するのが大事です。
光の種類
注意すべき光は主に4種類あります。
- 自然光
- 人口光である電球、蛍光灯、LED
この4種類の中でも一番自然光が大事なので、撮影ポイントを探すときは自然光が取れる場所を探しましょう。
室内だと窓に近い場所がベストです。
たっぷりと自然光が入る窓を起点に撮影ポイントを考えていきましょう。
窓から離れれば離れるほど暗くなりますので、コントラストも意識すると幻想的な構図が作れます。
光の方向を意識する
カメラと被写体と光の方向の関係を表すと以下のパターンがあります。
- 順光
- 斜光
- サイド光
- 半逆光
- 逆光
人物撮影の時に順光で撮ると、眩しいのでモデルさんの顔が歪みやすくなりますが、逆光や半逆光で撮ると眩しくないので自然な笑顔を撮影できます。また影が出来て雰囲気が出やすくなります。
光を顔にタップリと当てる事で、ちょっとしたシミなどは消えるのでうまく光を利用すればとても綺麗な写真が撮れます。
魅力的に見えるカメラアングルを探す
- 俯瞰
- 斜め上(ハイアングル)
- 真横(アイレベル)
- 下から(ローアングル)
これらのアングルは最低でも試してみる価値はあるので、いつも通り撮るのではなく、色々と動いてどのように見えるのか確認しましょう。カメラアングルを変えれば当然光の入り方も変化しますので、バリエーションを増やせます。
構図と背景にこだわる
例えば物をどこに置いて写真を撮るのかについても、温もりを感じる木製の机に置いたり、高級感がある大理石に置いたり、被写体に寄って撮影すれば迫力が出ます。
人間を撮影する時もワザと頭の上部を切って、その分顔に寄って撮ったり出来ます。
余計な余白は画面に入れないよう、無駄なスペースは省くのが良いそうです。
アップで人物撮影をするときのポイントは、目に焦点を合わせるのではなく、まつ毛に合わせるのが正しいそうです。
設定でグリット表示機能を使えば、変な曲がりをなくす事ができますので、しっかりとした写真を撮影できます。
変に奇をてらうのではなく、まずは基本をマスターしてから個性を出していく方が良さそうですね。