1984年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載が開始され、2018年現在でも新作映画が公開されるなど、未だ国民的人気のある「ドラゴンボール」。
そんなドラゴンボールの名場面をトレーディングカード(通称カードダス)として玩具メーカーのバンダイが1988年より発売しました。
そして今年2018年に目出度く30周年を迎えました。
発売当時は誰もがこのカードダスに熱狂していて、瞬く間に子供たちの間で大流行しました。
学校の教室では新作が出るたびにカード交換や情報交換をしたものです。
今回は私が所有しているドラゴンボールのカードダスをご紹介したいと思います。
青春の1ページ
カードダスの本弾シリーズより第1弾と第2弾のキラキラカードを見ていきましょう。
各弾それぞれにキラキラカードが6種類あります。
カードデザインは青年期の悟空がマジュニアを倒すまでの物語から選ばれています。
第1弾のキラキラカード
すべてはこの1枚から始まりました。
ドラゴンボールの主人公、孫悟空の必殺技「かめはめ波」が記念すべき1枚目を飾ります。
亀仙人の元で厳しい修行の末に会得した「かめはめ波」は、ドラゴンボールの代名詞的必殺技になりました。
敵とのバトル中は必ずかめはめ波を使用するほど、悟空にとってなくてはならない技の1つです。
少年期から青年期になり、背も伸びた悟空が新たな必殺技、超かめはめ波を身に付けます。
体内の潜在エネルギーを凝縮させて放つ技で、その超高火力のエネルギー波は普通のかめはめ波より巨大です。
悟空たちからドラゴンボールを奪い、永遠の若さを手に入れたピッコロ大魔王です。
世界征服をすべく、パワー溢れる時代の力を取り戻したピッコロ大魔王は、誰も勝てないほどに強大になりました。
漫画を読んでいた当時は、悟空の仲間たちが次々とピッコロ大魔王に殺されていくのが、大変ショッキングでした。
一瞬にして街を消し去るほどの威力を秘めるピッコロ大魔王の必殺技、爆裂魔光砲です。
その強力エネルギー波は、人々を恐怖のどん底に陥れました。
その模様は、テレビを通じて全世界に中継されました。
亀仙人は、普段はただのスケベ親父ですが、実は「武天老師」と称される武術の達人です。
悟空に戦いのイロハを教えた、いわば育ての親ですね。
強大な魔王が復活して、世界のピンチが訪れると、命をかけてピッコロ大魔王と対峙します。
ドラゴンボールを7つ集めると、1つだけどんな願いも叶えてくれる伝説の神龍(シェンロン)です。
ドラゴンボールを巡って様々な物語が進行していくのですが、本当にストーリーが良くできていると思います。
作者の鳥山明は画力も高いのですが、中身も非常に秀逸です。
第2弾のキラキラカード
亀仙人の元で修行を積んでから、天下一武闘会に出場した悟空です。
全世界から腕に覚えのある格闘家たちが集う大会で、死闘を繰り広げます。
青年期の悟空です。
ピッコロ大魔王を倒して、世界平和をもたらしたのも束の間、今度はピッコロ大魔王の分身である「マジュニア」と戦います。
マジュニアとの死闘を繰り広げ、ギリギリの所で打ち破り、再び平和を取り戻します。
これ以降はドラゴンボール「Z」シリーズとなり、新たな強敵たちと戦っていくことになります。
全盛期のパワーを手に入れたピッコロ大魔王です。
戦闘力もグンと上がり、悟空たちをさんざん苦しめました。
悟空とマジュニアの最終決戦の場面です。
非常に印象深いシーンが続くのですが、この戦い以降、マジュニアは悟空とコンビを組んで地球を守る為に共闘する事になります。
戦闘力ではピッコロ大魔王に歯が立ちませんが、亀仙人には秘策がありました。
自らの命と引き換えに、大魔王を電子ジャーに封じ込める大技を繰り出します。
惜しくも失敗してしまいましたが、命を落とすシーンは非常にインパクトがありました。
ドラゴンボールの登場人物たちの集合写真です。
キャラがそれぞれ立っていて、本当に素晴らしい物語を奏でてくれます。
上段左から、亀仙人ーブルマーヤムチャーランチ
中段左から、クリリンー悟空ー天津飯
下段左から、ウーロンーヤジロベー
いい絵だな、本当に。
終わりに
英訳もされているので、日本だけではなく地球規模で楽しめるコンテンツになっています。
カードダスだけでなく、ゲームやフィギュア、映画等たくさんの商品、作品が生まれていますのでみなさんの身近にもドラゴンボールは存在していると思いますが、この機会に1度漫画を読み返してみると新たな発見があるかもしれませんね。